TourBoxを左手で操作する様子。
TourBoxを左手で操作する様子。

TourBox Elite Plus

Lightroomの現像で、左手の操作が変えたこと

PR:TourBox Elite Plusは提供を受けた製品です。
旧モデルのTourBox Eliteは自費で購入しました。
本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。

TourBoxは、ボタンやダイヤルによく使う操作を登録する左手用デバイスです。
撮影後のLightroomでの現像を、少しでも楽にしたい。
旧Eliteを自費で選んだ経緯と、TourBoxを使ってきた体験、提供を受けたElite Plusの対応環境を紹介します。

文・写真:つるたま

公開日:

キャラクターの会話は、記事の内容を伝えるための解説です。
イラストはAI生成です。

01

撮影が終わっても、現像が残っている

翌朝の締め切りに向けて、撮影から帰ったらすぐPCへ。
そんな仕事が続いていた時期がありました。
目の前には、2,000〜3,000枚のRAWデータ(現像して仕上げる写真データ)。
撮影を終えたところから、もうひと仕事が始まります。

以前は、現像を12〜14時間続けていた時期もあります。
食事は書き出しを待つ間に済ませようとして、そのまま机で寝てしまうことも。
深夜2時まで現像して、朝5時に起きる日もありました。
そうした日が続くと、撮る仕事をこのまま続けられるだろうか、と感じることもありました。

疲れがたまると集中しづらく、マウスを使う右手にも負担を感じていました。
撮影料を上げることが簡単ではないなかで、僕が変えたかったのは、撮影後の作業にかかる時間でした。

3時間2時間

僕の場合、現像時間は3時間から2時間になりました。
ここでいう3時間から2時間は、先ほどの12〜14時間の作業を同じ条件で測り直した数値ではありません。
これは僕自身の作業での変化で、誰でも同じ時間になるという意味ではありません。
旧EliteとElite Plusの性能差を測定した数値でもありません。

これを買ったら、編集を早く終えられるかな。
もう、そのつもりでいる。

どの操作をボタンに割り当てる?

そこも早く済ませたい。

そこは飛ばせなかった。
僕も操作を登録して、試して、合わないところを変えたよ。

先に箱が欲しくなっちゃった。
いつも何を繰り返してるか、そこからか。

自費で購入したのは旧モデルのTourBox Eliteです。
導入前は2週間ほど悩み、Loupedeck Live Sも候補にしました。
その後、今回のElite Plusは提供を受けました。
この記事では旧Eliteを選んだ経緯とTourBoxを使ってきた体験を振り返り、Plusの対応環境はメーカーの公式情報として分けて紹介します。

02

操作を探すより、写真を見ていたい

指で触れる操作部の形と配置。
指で触れる操作部の形と配置。

写真を見る → 操作を探す → 調整

写真を見る → 割り当てた操作で調整

ショートカットキーを覚えるのが、僕はあまり得意ではありません。
キーの組み合わせを思い出すより、この位置の、この形の操作部、と手で覚える方が合っていました。
TourBoxでは、よく使う操作を自分の使いやすいところへ割り当てられます。

Lightroomでマウスを使って調整していると、写真を見て、画面のパネルへ目を移し、スライダーを探して、また写真へ戻る。
その行き来がありました。
割り当てた操作を左手で使うようになって、僕は写真を見ながら調整しやすくなったと感じています。

ボタンが増えたら、探すものも増えそうだけど。

僕は形や位置で覚えられるのがよかった。
パネルを探すより、写真を見て調整する感じ。

ボタンを見たいんじゃなくて、写真を見たいんだね。

左手で露光量などを調整して、空いた右手で食事を取れたことも、僕には大きな変化でした。
最初は、ご飯を食べながら現像できる、と驚いたくらいです。
食事を後回しにしがちだった僕にとっての実感で、休憩なしで作業を続けるための使い方を勧めたいわけではありません。

操作を探すことに気を取られにくくなり、写真の調整に集中しやすくなったと思います。
作業が早く終われば、寝る時間や次の仕事を調べる時間に回せる。
その余裕がうれしかったです。
健康や睡眠への効果を測定した結果ではありません。

もう一つ気に入ったのは、操作するときの机上での安定感です。
軽さより、ダイヤルやボタンを扱うときに落ち着いて使えることを、僕は重視しました。
操作部の数だけではなく、実際の操作のしやすさに費用をかけるかどうかだと思います。
他社の機能の優劣を実機で比べたレビューではなく、僕は形と位置で覚える操作を重視して選びました。

03

買った日に、使いやすくなるとは限らない

  1. 繰り返す操作を挙げる
  2. ボタンに登録する
  3. 写真で試す
  4. 使いにくければ調整する

最初から手になじんだわけではありません。
僕は初回の設定で2〜3時間ほど、ショートカットを探して登録し、実際に操作していました。
このボタンにしたけれど使いにくい、と感じたら、割り当てを変えて試し直す。
その繰り返しです。

僕の目安では、3〜4回目くらいから使いやすさを感じました。
慣れるまでの回数は人によって違います。
好きな位置へ操作を割り当て、実際の現像で使ってみることが、僕には必要でした。

割り当ててみても、使いにくいところがあった。

決めたばかりなのに、もう変更?

決めたからって、手が納得してくれるわけじゃないからね。

設定を守るために、こっちが頑張らなくていいんだ。

まず、普段の現像で何度も繰り返す操作を挙げてみます。
露光量やコントラストの調整などが候補です。
その操作に対応するショートカットや、割り当てられる操作を確認して登録し、普段の写真で試す。
使いづらければ割り当てを変えます。
ここで挙げた操作例は、決まったボタンへの標準設定を示すものではありません。

僕がよかったと感じたのは、形や位置を覚えた指で操作しながら、写真を見ていられることです。
箱を机に置くだけで、その状態になるわけではありません。
初めの設定と、使って慣れる時間も含めて導入を考えたい道具です。

04

使い慣れた道具を、持ち込めない現場もある

クライアント先で、セキュリティの都合から外部デバイスを持ち込めないことがありました。
いつものつもりで現像しようとして、左手のところにTourBoxがない。
マウスで操作しながら、こんな感じだったっけ、と戸惑いました。

それだけ自分の手順になじんでいたのだと思います。
ただ、気に入った道具でも、使う場所で許可されていなければ持ち込めません。
外部のPCや仕事先で使いたい人は、導入前に利用ルールを確かめておきたいところです。

便利さを考えるときには、いつもの道具が使えない場面も含めて考えたい。
持込できない環境での操作方法も確認しておくと、購入後の使い方を具体的に想像できます。

慣れたぶん、持ち込めない現場では困った。
左手のところに、いつもの道具がない。

左手だけ、いつものつもりなんだ。

そう。
マウスで操作しながら、こんな感じだったっけ、って。

じゃあ、買う前に『そこで使えるか』も確かめないとね。

05

PCで使うか、iPadでも使うか

比較する項目Elite PlusEliteNEO
対応環境Windows・macOS・iPadOS・AndroidWindows・macOSWindows・macOS
接続PC:USB/Bluetooth。
iPad・Android:Bluetoothのみ
USB/BluetoothUSB
触覚フィードバックありありなし
接続先の切り替え2台間のBluetooth接続切替2台のPC間のBluetooth接続切替PC 1台

公式仕様確認:2026年9月21日。
接続先の切り替えは、2台を同時に操作する意味ではありません。
アプリ・OSなどの対応条件はメーカーの比較・対応情報で確認してください。

iPadでは、右手のApple Pencilと左手のTourBoxを組み合わせたい場面もあります。
僕もElite PlusをiPadで使うようになり、出先で仕事をする場面が増えました。
ただし、PCとiPadでは使うアプリや操作が同じとは限りません。
自分のアプリとOSで、使いたい機能に対応しているかを購入前に確認してください。

公式仕様で比べると、NEOはPCへの有線接続、EliteはPCへの有線またはBluetooth接続に対応しています。
Elite PlusはPCに加えてiPadOSとAndroidにも対応し、タブレットとの接続はBluetoothです。
Android対応はメーカーの仕様情報で、僕がAndroidで試した結果ではありません。

EliteとElite Plusは、Bluetoothで登録した2台の端末を切り替えて使えます。
2台へ同時に入力するという意味ではありません。
Elite PlusをiPadと有線でつなぐ前提にはせず、PCでは有線も使える、という違いを確認しておきましょう。

EliteとElite Plusにある操作部は、11個の機能ボタンと3つの回転操作部です。
どちらも触覚フィードバックに対応し、NEOにはありません。
Elite Plusを無線で使う電源は単3電池2本で、本体充電式ではありません。

PCだけで使うなら、有線でよいか、Bluetoothが必要かも選ぶ軸になります。
iPadで使いたいなら、この3機種のなかではElite Plusが対象です。
対応OSの条件は接続方式によって違うため、TourBox Console、使用アプリ、OSの組み合わせを公式情報で確かめてください。

価格や色、付属品のセットは購入先によって確認が必要です。
旧モデルとの価格差を固定して考えるより、まず必要な接続方法と使う端末を決めてから、同じ機種・同じセットの販売条件を比べる方が選びやすくなります。

06

今の操作で困っていないなら、無理に買わなくていい

  • 繰り返す操作を確かめる
  • 今の操作の不満を整理する
  • 使う場所の持込条件を確認する
  • 端末・アプリの対応を確認する

僕はTourBoxを気に入っています。
でも、すでに使っている左手デバイスに不満がないなら、無理に増やさなくていいと思います。
キーボードのショートカットを使いこなして、今の操作で困っていない人も同じです。

逆に、現像する量が多く、同じ調整を何度も繰り返している人。
ショートカットが覚えにくい、画面の操作部を探すのが負担だと感じている人。
そうした困りごとがあるなら、自分の作業に合うかを検討する理由があります。
週末に少し編集する程度なら、まず今の操作を見直す選択もあります。

今の操作で困ってなかったら?

無理に増やさなくていいと思う。
今の道具で足りているなら、それで。

最初は、買ったら早く終わるつもりでいたのに。

箱の話から、作業の話になったね。

うん。
欲しいのは、作業を楽にすること。
どこで手が止まるか、先に見てみる。

旧Eliteを自費で選んだとき、操作のしやすさに費用をかける価値があると考えました。
ただ、仕事量や使い方が違えば判断も変わります。
誰でもすぐに元が取れる、という計算ではありません。
価格だけでなく、最初に設定する手間と、実際に使える場所も含めて考えてみてください。

買う前に、どの操作で手が止まるのか、使うPCやiPadの環境は何か、仕事先へ持ち込めるのかを書き出してみる。
欲しいのが新しい道具なのか、いま困っている操作を変えることなのか。
その答えが見えてから選んでも遅くないと思います。

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購入前に機種・色・セット内容・新品/中古・価格・在庫をご確認ください。

僕が選ぶときの基準

形や位置で操作を覚えられることが、僕には合っていました。
選ぶ前に確かめたいのは、自分の作業で何が不便か、使う環境に対応するか、設定して慣れる時間を取れるか。
今の操作で困っていなければ、買わない選択もあります。

購入前に、ここを確認

買えば、誰でも現像時間が3時間から2時間になりますか?

いいえ。
3時間から2時間は筆者自身の体験です。
作業内容や設定、慣れ方によって異なり、同じ時間になることを保証するものではありません。

最初の設定では何をしますか?

まず、普段の現像で何度も繰り返す操作を挙げます。
対応するショートカットや割り当てられる操作を確認して登録し、普段の写真で試して、使いづらければ変更します。
筆者は初回2〜3時間ほど試しましたが、必要な時間は人によって違います。

iPadへ有線で接続できますか?

Elite Plusのタブレット接続はBluetoothです。
PCでは有線接続も使えます。
購入前に使用アプリとOSの対応を確認してください。

すでに左手デバイスがある場合も必要ですか?

今の操作に不満がなければ、無理に買い替える必要はないと筆者は考えています。
変えたい操作があるかを先に整理してみてください。

自分の操作を整理する

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