憧れの老舗の味を気軽に体験したくて
人形町を歩いていると、歴史ある建物の中にひっそりと佇む「人形町今半 惣菜本店」を発見しました。 すき焼きで有名な人形町今半が手がける惣菜店ということで、かねてから気になっていたお店です。
人形町今半といえば明治28年創業の老舗すき焼き専門店。 本店でお食事するとなると、なかなか敷居が高く感じてしまいますが、こちらの惣菜本店なら気軽に老舗の味を楽しめるのが魅力です。
平日のお昼時に訪れてみると、店内は一方通行の動線が設けられており、左の入口から入って右の出口へと流れるようになっています。 お弁当コーナーには色とりどりの商品が並び、揚げ物コーナーでは常に揚げたてのコロッケやメンチカツが湯気を立てています。 その光景を見ているだけで、お腹が空いてきました。
名物すき焼きコロッケとの出会い
まず最初に目に飛び込んできたのが、人形町今半の名物「すき焼きコロッケ」です。 人気ナンバーワンの商品で、人形町今半の牛肉を使い、すき焼の割り下で味付けされているオリジナル商品とのこと。 手頃な価格も魅力的です。
衣がサクサクで軽やか、中からは甘辛い割り下の香りとジューシーな牛肉の旨味が広がります。 ソースは不要で、そのまま食べるのがおすすめとのことでしたが、確かにその通り。 割り下の上品な甘みと牛肉のコクが絶妙にマッチして、一口食べただけで「これは他では味わえない」と確信しました。
人形町散策のお供にもぴったりで、歩きながらでも食べやすいサイズ感。 「格付け」だけに頼らず独自の価値観に基づいた目利きによって、キメの細かい肉質と芳醇な香り・旨味を含むメス牛だけを厳選している人形町今半の牛肉の品質の高さを、手軽に体験できる一品だと思います。
いつものすき焼き弁当から焼肉弁当へのチャレンジ
いつもはすき焼き弁当だったのですが、この日は焼肉弁当をチョイスしました。
すき焼丼が人気No.1の商品ということで、普段はそちらを選ぶことが多かったのですが、せっかくなので違う味も試してみたくなったのです。
お手頃価格でおいしくてヘビロテしているのですが、お値段はたぶんおそらく1200円くらいだったかと思います。 見た目にも食欲をそそる焼肉弁当は、ボリュームたっぷりで満足感がありそうです。
実際に食べてみると、お肉にタレが染み込んでいて、噛むとジュワッと肉の旨味が溢れ出してきます。 ご飯が進むお味で本当においしかったです! 甘辛いタレが白いご飯と絶妙にマッチして、あっという間に完食してしまいました。
すき焼弁当は1,890円から3,294円までと価格帯に幅がありますが、焼肉弁当も同様に手頃な価格設定で、ランチタイムにも気軽に利用できるのが嬉しいポイントです。
普段の食事を「ちょっと特別」にしてくれる、そんな魔法のようなお弁当だと感じました。
老舗の味を身近に感じられる特別な場所
人形町今半 惣菜本店は、「ハレの日」の食卓を彩る、人形町今半のあったか惣菜を提供というコンセプトの通り、日常を少し華やかにしてくれる特別な惣菜店です。
精肉・惣菜・お弁当ひとつひとつに手間と時間を惜しまず、お客様が笑顔あふれるおすすめの商品をご用意していることが、実際に食べてみてよく分かりました。 特に揚げ物は常に揚げたてを提供しているため、衣のサクサク感と中の旨味を最高の状態で味わうことができます。
デパ地下にも人形町今半の惣菜店はありますが、こちらの惣菜本店では揚げたてが買えることと、惣菜弁当の種類が豊富なことが大きな魅力です。 また、すべてのお客様が「食で人生を豊かに」感じて頂けるよう、期待を超えるサービスを心がけているという姿勢も、実際の接客から感じ取ることができました。
今回は焼肉弁当を選びましたが、次回はやはり定番のすき焼き弁当も試してみたいと思います。 黒毛和牛の切り落としを人形町今半特製の割下でお肉を炊き上げ肉の旨味をしっかりと味わえるすき焼丼も気になります。
人形町駅からも近く、ふらっと立ち寄りやすい立地も魅力の一つ。 老舗の味を気軽に楽しめる、そんな貴重な存在だと思います。
お弁当だけでなく、オードブルやサラダ、中華まんなども取り扱っているので、様々なシーンで活用できそうです。 人形町散策の際には、ぜひ一度足を運んでみることをおすすめします。 きっと、いつもの食事がちょっと特別な時間に変わることでしょう。
店舗アクセス
人形町今半 惣菜本店
住所: 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町
電話番号: 03-3666-1240
営業時間・定休日: 公式サイトまたはお電話でご確認ください
URL: https://meat.imahan.com/honten-souzai/